「髪が伸びやすい時間帯がある 」 というのはご存知でしょうか?
よく、肌に良い時間をゴールデンタイムと言い、午後10時から午前2時を指します。しかし、このゴールデンタイム、午後10時から2時は髪にもいい時間なのです。
ゴールデンタイムは、なぜ肌や髪にいいのか。薄毛や抜け毛に悩んでいる方、育毛について調べている方なら要チェックですよね!
今回は、髪の成長が大きい時間帯、髪のゴールデンタイムについて迫ります。
ゴールデンタイムとは
ゴールデンタイムは、 成長ホルモンが最も活発的なる時間帯とされています。 具体的な時間帯でいうと、「午後10時から午前2時 」 の間です。
成長ホルモンは、髪の主成分である「タンパク質 」等の栄養素の働きを促進させるホルモンです。
成長ホルモンがたくさん分泌されることで、髪の成長を促す 「 毛母細胞 」 がより活発に細胞の分裂するようになり、髪の成長を促進します。 さらに成長ホルモンは、タンパク質の合成に必要な 「 アミノ酸 」 の吸収の効率を、ぐっと高める効果もあります。
よって、成長ホルモンが多く分泌される時間帯のゴールデンタイムは、最も髪が発毛/成長しやすい時間帯と言えるのです。 この午後9時から午前2時という時間帯に睡眠を取り、成長ホルモンが分泌されやすい環境を整えることが、効果的になります。
質の良い睡眠のために睡眠前は控えるべきこと
髪の成長を重視するのなら、睡眠の時間帯とともに、睡眠の質も重要です。せっかく寝ようと思っても、なかなか寝付けかったり質が悪かったりすればあまり効果がありません。以下の点に気を付けて、睡眠の質を高めましょう!
寝る直前の飲酒はNG
アルコールを摂取してすぐに眠ると寝付きやすく感じている方が多いかもしれません。寝酒はよく眠れるというのは勘違いです。
アルコールを摂取してすぐ眠ると、眠りは浅くなり睡眠の質は低下します。寝る直前の飲酒は控えましょう。
カフェインは控える
ご存知の方も多いかもしれませんが、コーヒーや緑茶に含まれるカフェインは、睡眠の質を低下させます。
寝る前のカフェイン飲料は控えるようにしましょう。
歯磨きは寝る1時間前に
寝る直前に歯磨きをされる方も多いかもしれませんが、実は寝る直前の歯磨きは質の良い睡眠にとって好まくないものなのです。
眠くなるとき、人間の体ではメラトニンというホルモンが分泌されます。ところが、歯磨きによって口内に強い刺激を与えてしまうとメラトニンの分泌が抑制されてしまいます。 つまり、歯磨きによって眠気が飛んでしまうことがあるのです。
質の良い睡眠を行うために、寝る直前の歯磨きの習慣を見直し、歯磨きは寝る1時間前に行いましょう。
スマホやPCをいじらない
スマホやパソコンから発せられるブルーライトを浴びることで、睡眠の質がぐっと下がってしまいます。ブルーライトは、体内時計を狂わせてしまう原因のひとつです。
寝る1時間前、出来れば2時間前には控え、眠れない場合はゆったりとした音楽を低温で流したり本を読んだりすることをオススメします。
おわりに
生活が夜型な方や、ホルモンが分泌されるゴールデンタイム(午後10時から午前2時くらい)に起きている方は、睡眠の時間帯や質もしっかり意識して眠りにつきましょう。
最初のうちは生活リズムを変えるのは難しいかもしれませんが、徐々に体に染みついていくはず!この機会に髪にも体にも良い生活をしてみましょう!